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土地の調査 |
株式会社モーメントでは小規模な建築物の基礎地盤について、災害に対し安全を確保するよう建築地盤の調査から今後の地盤に関する問題を、敷地の安全という立場から検討し、適切な対策を講じます。
最近の主な災害における小規模建築物の被害状況をみますと、老朽化の著しいものや、耐力壁の不足または偏心の著しいものに被害が多発しています。そして構造的に欠陥のある基盤、および軟弱な基礎地盤が被害をさらに増加させています。
主な災害による建築物の被害 |
長崎市集中豪雨 (1982.7) | (雨量) 午後7時より3時間で315㎜ (地盤基礎関係) 傾斜地の宅地で土石流発生、埋没、流失家屋、死傷者多数発生、死者行方不明者376名 |
日本海中部地震 (1983.5) | (上部構造) 老朽化したもの以外に直接破損の原因となったものは少ない。 (地盤基礎関係) 地盤の液状化による不同沈下被害多数発生。無筋コンクリート造布基礎が破損しアンカーボルトが抜け出た例が多い。 |
長野市地附山地すべり (1985.7) | (地盤関係) 地附山東南傾斜地で地滑り発生。全半壊住宅59戸。鉄筋コンクリート2階建の老人ホームが埋没。死者26名。被災敷地は山すそ崩積土上にあり、切取り造成のため崩積土のバランスが失われたためと思われる。 |
阪神淡路大震災 (1995.1) | (上部構造) 老朽化したもの、耐力壁の不足または偏心の著しいものに被害多発。 (地盤基礎関係) 宅地造成等規制法の基準によらない宅地で崖や擁壁が崩壊。玉石、布石基礎では土台が基礎から落下して被害を増加させた。 |
地震災害に関する地形種別 ・ 相対的危険度の予測例 |
比較項目 | 小さい ← 相対的危険度 → 大きい |
地形 | 台地 丘陵 低地、地形変更点 |
造成地 | 切土地 盛土地 切土盛土の境界付近 |
台地 | 段丘面 段丘崖 |
河成低地 | 扇状地 蛇行原 三角州 |
自然堤防 河川敷 後背湿地、旧河道 | |
谷底低地 | |
海岸低地 | 浜提・砂丘 砂丘間低地 提間低地 |
潟湖跡地 | |
人口改変地 | 埋立地 |
地域特性の把握 ーーーーー 自然環境・自然災害 ↓ 敷地調査 ーーーーーー 地形・敷地造成資料・敷地測量 ↓ 地盤調査 ーーーーーー SWS試験・標準貫入試験・土質試験・振動検査 |
SWS試験 (スクリューウエイト貫入試験) |
標準貫入試験 |
土質試験 |
振動調査 |
8:30~17:30 問い合わせフォームでのお問い合わせは、24時間受け付けております。 休日:土曜日、日曜日、祝祭日 |