|
|
敷地の安全性確保 |
建物を建てるにはその敷地が災害に対して安全でなければなりません。
そこで特に問題となるのは傾斜地と軟弱地盤です。
傾斜地の敷地造成については、まず地盤調査を行います。
崖、擁壁、排水施設は余裕を持って設計を行い、盛土材は良質土として転圧、段切り等を行い、充分に締め固める必要があります。
軟弱地盤の場合は、地表面付近の特に軟弱な泥土や緩い盛土層を取り除いて切込み砂利や良質なまさ土・砂利などで置き換え、充分に締め固める置換工法や、GL-2m程度までの土にセメントまたは生石灰を混合して、30~50cmの厚さごとに充分転圧を行う表層地盤改良工法があります。
圧密沈下 : 小規模建物のように荷重度が小さい場合、即時沈下が問題となることはほとんどない。即時沈下は比較的表層部の弾性変形と考えられ、小規模建築物の場合この表層部の支持力の検討が即時沈下の検討を兼ねているとみなせる。
一方で粘性土は透水性が低く含水比が高いので、地盤に荷重が加わってもゆっくりと土中の水が移動し、沈下も時間をかけて進行する。
8:30~17:30 問い合わせフォームでのお問い合わせは、24時間受け付けております。 休日:土曜日、日曜日、祝祭日 |